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 小学校でPTA役員を受けてしまい、そこから学んだこと

子育て 思春期
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私は息子が小学生の時にPTA役員の書記を2年、
卒業対策委員会を1年、
中学生の時に広報委員長を2年間務めました

タイから引っ越してきて、
2年で知り合いも少ない私が何故PTA役員の書記に指名されたのか?

そこから中学では、
いきなりの広報委員長になったいきさつや活動の感想など
2回に分けて書きました

PTA活動は地域や学校によって活動内容は様々ですが、
大変だという印象が強いと思います

確かに苦労もありましたが、
やってみてわかった内側から見たPTA役員の仕事や感想をまとめました

役員や委員になったら、
できれば楽しく、やってよかったと思える活動にしたいですよね

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ママ達の情報網はすごい

「どうして私のこと、知ってるのかな?」

ある晩、来年度のPTA役員会の書記になってほしい
と電話がきたのは、息子が小学1年生の冬でした

「選考委員」と言われる人からの電話でした

タイから帰国して約2年半、
小学校に知り合いも少なく、
ママ友も数人しかいない私に
連絡が来たことが不思議でした

どうして私のこと、知ってるのかな?」
これが最初に思ったことでした

実は息子が幼稚園の年長の時に、
仲良くなったママ友さんに誘われて
幼稚園の学級委員を引き受けたことが
きっかけだったのです

その時私がパソコンを使って
保護者へのお手紙などを作りました。
タイにいた頃からPCでメールを使うようになり、
日本に帰国後も単身赴任していた夫と
PCを使ってメールでやり取りをしていたのです

現在はスカイプ、Line、zoomなど
無料で使えるツールが色々ありますが
当時は国際電話かPCのメール位
国際電話が料金が高いのでメールを使っていました
また独身時代にワープロも使っていたため、
PCは少し使えたのです

そんなことで
PCでお手紙を作ったことが
ママ友ネットワークで知られ
私の知らない所で、知らない人達から選ばれた
というのが書記に呼ばれた理由でした

恐るべしママ友ネットワーク、です

次期役員を選ぶために、
こんな風に役員さんと選考委員長が
ママ友の情報網を駆使して適任者を探す
のです

選考条件も厳しい

 

活動をきちんとやってくれる
というのは当たり前、
来期の役員さんとうまくやれそうな人も条件に入ります

また適任と思われても、
お子さんが野球のチームに所属していて
そのチーム内での活動に対して
熱心に取り組んでくださる人は
勧誘の対象になりますが

来期に保護者のリーダーになりそうだ
という情報があれば勧誘しないとか

実に細かく情報収集します
選考委員さんも無駄に電話かけたりしたくないですよね

それと日頃の学校行事のお手伝いやPTA委員会の方で、
熱心に活動していた保護者をみつけると
その人にお声がけしたり

逆にやりたいと言っても、
協調性のない方はお断りします

こうして役員だけでなく、
各委員長も含めて、来期の人選にあたります

ですから役員や何らかの委員長を依頼された時は、
その人が適任と思われたから
なんです
決して嫌がらせとかではありません

もしも学校で知人、友人が少なく、
学校のことやご近所のことなどをよく知らないのであれば
引き受けてみると周囲の人から様々なことを教えてもらえますよ

そもそも皆さん、
ボランティア精神にあふれている方々です

学校や子どもの為にと活動しているのですから、親切な人が多いです

中には自分の子どもの印象を良くしようとして参加される方もいるかもしれませんが、
そういう人のことは、あまり気にしない方がいいですよね

で、そういう人は1年ですぐやめてしまいますし、継続をお願いされることもないようです

ですから、
やる気がないのであれば断固お断りしたほうがいいし

少しでも「どうしようかな」と思う気持ちがあり、
家庭や仕事の状況も問題がないのであれば
引き受けてみてもいいと思います

PTA活動で子どもにも影響がありました

私が書記になったのは息子が小学2、3年生の時

その時に困ったのは、
PTA主催で学校と行う行事に参加する時でした

PTA役員は行事の準備や後片付けをします

そのために息子より先に登校し、
片付けで帰りも遅くなります

当時夫は単身赴任中、
息子を1人で留守番させることになってしまいます
夫が単身赴任でなくても、
土日に仕事があれば同じですね

うちは一人っ子なので
低学年のうちは1人で留守番させるのが心配でした

朝はお友達の家に預けたり
行事が終わってからは、
片付けが終わるまで息子に学校に残ってもらったり

入学式や卒業式の日も、息子は早くに帰宅しますが、
役員は朝から行って来賓の方にお茶を出し、
式にも参列するので、
ここでも息子は留守番になりました

息子は学童クラブに入っていませんでしたし
現在は学童以外の放課後子ども教室のような場所もありませんでした
そのため役員になったことで、
息子を一人にさせてしまい
息子に不安と負担をかけてるなぁと思いました

役員をやってよかったこと

役員は大体月に1回は定例会があって、
学校と行事のことなどで連携をとっていました

そこで校長先生や教頭先生(副校長先生)とも顔を合わせます
校長先生の学校に対する話をたびたび聴けるのは、役員ならでは

この先生は子どもたちのことをよく考えてくださる方なんだなとか、
ご自分の出世が大事な先生なんだなとか、みえることもありました

よく校長先生が変わると、学校のカラーが変わるといわれるのは
こういう事なんだと実感しました

学年を超えたママさんと知り合える

一人っ子の母は、
学年の上下に知り合いが少ないと思います

PTA役員になったことで、
同学年以外のお母さんと知り合うことができて
よかったです

毎日送り迎えしていた幼稚園と違い、
小学校になると学校の様子は
授業参観や保護者会でしかわかりません

役員仲間のお母さんとランチやお茶をして、
仕事の大変さを愚痴るだけでなく

上の学年の様子や情報だけでなく
近所にあるけど知らなかった公園やお店の情報
ちょっとしたアルバイトまで紹介してもらったり、
私の行動範囲が広がりました

まとめ

PTA役員は委員会と比べて
活動が多いので、負担が大きいです

でも集めたベルマークで何を買ったのか
というより、何が欲しいか意見を言えます

校長先生の話を聴いたり
PTA会長と話をすることで、
学校に関心を持つことができましたし
色々知ることもできました

町内会とのつながりも無視できず
というか、お世話になっていて
学校と保護者だけではないことも知りました

運動会の練習や夏休みのラジオ体操をしていると
近所からうるさいという苦情がきます

それに学校側が丁寧に対応してくれるので
例年通りに行えます

地元町会とのお付き合いなど、
学校とPTAが協力して対応しています
近年は通学路の見守りも
子どもを守るために必要性を強く感じます

義務教育だから子どもが小中学校に通うのは当然ですが
そこで快適に過ごすには先生だけでなく、
PTAの存在も必要なのだと思いました

PTA活動はいらないと廃止した小学校がありましたが
数年後には形を変えて復活したそうです

日本ではボランティア活動が
徐々に活発になってきています

まずは身近なPTA活動で
ボランティア体験をするのもいいのではないかと思います

しかし私の場合はこの役員の経験がさらに
広報委員長につながってしまったのですが、それは次回で

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