高校受験は、
行きたくない高校に行かないために
勉強していた息子
前回ブログ記事
内申点も低かった息子の高校受験は崖っぷちからのスタートでした
高校生になっても部活が大好きで
2年生まで頑張っていました
中学、高校と頑張った部活のおかげで体力と
試合での気力、集中力を養うことができたと言っています
その部活を3年生になった時点で
大学の受験勉強のため自ら退部
受験勉強は
行きたい学部に狙いを定めて
2年間頑張りました
大学生になるために親もサポート
部活と違って
勉強は苦手な息子
ひたすら受験勉強の日々は辛い
集中力が続くよう
体調を崩さないよう
親はメンタルや生活をサポート
息子が勉強に集中できるようにお手伝い
1年浪人したものの念願の大学生になり
今は楽しく、
時にはレポートに苦しみながら
充実した大学生活を送っています
大学合格までの道のりは長かった
合格できたのは、
部活で鍛えた体力と気力があったからとか
志望校を決めて、やる気アップ
小、中、高と学校の勉強は嫌いでしたが
唯一好きな科目がありました
大学でその専門分野の勉強をしたくて
進学を希望
気持ちはあっても成績が追いつかない現実
そこで私は考えて、
高校1年生から
大学のオープンキャンパスに誘い
親子で見学に行きました
高校と違い広いキャンパス、
充実した施設、楽しそうな大学生たち、
模擬授業にも参加しました
自分もここに通いたいと思う気持ちを持つことで
勉強する気になります
2年生になっても
親子でオープンキャンパス巡りをして
志望校を決めていきました
3年生の時は、
1人でオープンキャンパスに行き
受験の資料をもらうだけ
なぜなら既に志望校は決まり
合格に向けて勉強するだけ
という気持ちでした
しかし気持ちだけでは、
大学には入れません
学力が足りない息子は、
自ら3年生になった時点で部活を退部し
受験勉強体制に入りました
大学合格は2年がかり
部活をやめた息子は、
数学は塾で
英語は家庭教師をつけて
勉強を始めました
高校1、2年生の時は
部活と勉強に真面目に取り組んでいましたが
塾には行かず3年になった時点で、
塾を探しました
高校受験の時に個別指導を選び
息子に合っていたらしく
苦手な数学を
個別に近い個人経営の塾に決めました
そして更に苦手な英語は、
従弟の紹介で家庭教師の先生を紹介してもらいました
この先生に文法を習いつつ、
自分で工夫して単語を覚えていました
頑張っていましたが、
残念ながら現役で合格はできませんでした
ストイックな浪人時代
現役合格できなかった息子は、
予備校の見学に行きました
が、やはり予備校の授業や雰囲気は
好きでなないと言うのです
一人っ子というのと、
中学時代ラノベ「俺ガイル」にはまったせいか
大勢の中にいるより、
1人の方が気が休まるというのです
結局、去年と同じ塾で
数学を学ぶことにしましたが
英語を習っていた家庭教師は
経済的に負担が大きいので、独学に変えました
予備校に通えば、
高校時代と同じような生活パターンになりますが
塾だけとなると、
週に3回夕方に行くだけ
あとは自宅で勉強
自宅で何時間も一人で勉強するのは大変です
特に日中は私はパートに出かけてしまうので、息子1人
ついついのんびりしてしまうと言うのです
そこで、
図書館の学習室に行くように勧めました
が、図書館は中高年の人が多くて
集中できなかったそうです
結局、
レンタル自習室というのを探し
そこで勉強をするようになりました
レンタル自習室は
一部屋の中に仕切られたスペースに机があります
そこで社会人や学生などが
それぞれ契約した机で勉強や仕事をするのです
ここで息子は朝から夕方まで、
受験が終わる2月まで毎日通って勉強していました
そして、塾に行く前には
運動不足解消の為にと毎朝ランニングをしていました
塾で先生と話す他は、
夕食に私と会話するくらい
この1年間は友人とも連絡を絶ち
本当に勉強に集中していました
努力が実り
大学に合格することができました
合格できたのは、
もちろん勉強をしたからですが
きちんと自己管理ができたことも、
大きかったと思います
私がしたこと
息子の気持ちを固める作戦
高校生の時に息子に伝えたのは
何のために大学に行くのか?
興味のあることを学びたいのであれば、応援します
しかし目的もなく
大学卒という学歴を得るために
4年間過ごすだけならば、
働いてくださいと伝えました
そして大学とはどういうところなのか、
実際に足を運ぶことで
自分のやりたいことができるか、
できないかを確認しに行きました
2年かけて大学を周ったことで
違いもわかりましたし
志望校も固まります
入学してから
こんなはずじゃなかったということも
少ないと思います
進む道がみつからない子も
オープンキャンパスに行くことを勧めます
興味をもって学びたいことがみつかるかもしれません
うちの場合は
頑固な息子は教師や私の言う事は聞きませんが、
自分で決めたことはこだわるので、
自分で決断するためのお膳立てをしました
1年生からオープンキャンパスに行ったことで
学生生活の中で中だるみすることなく
学校の成績は
1年から3年まで右肩上がりで上がっていきました
食生活で体質改善
受験勉強を始めた頃、
息子は高校生なのに
何時間もの勉強に耐えられませんでした
集中力が続かないと嘆いていました
特に春先は、花粉症で
鼻水や目のかゆみで薬を服用
薬を飲むと、
今度は眠くなってしまう
かと言って、
眠くならない薬を飲み続けることにも
不安を感じていました
花粉症を治す方法はないかと
ネットで探していたら
「体質改善」というワードが目につきました
小さい頃からアレルギー体質の息子
これを改善できたら
花粉もアトピーも怖くない
体質改善の方法は、色々ありますが
私が選んだのはハーブを使った
自然療法といわれるものです
そこから
西洋で使われているハーブについて
学び始めました
そして花粉症の症状を穏やかに抑えるハーブで
息子は薬を使うことなく、
花粉症の時期を無事に乗り切りました
これをきっかけに
食べ物で身体が変わることを知り
血糖値が急激に変化すると、
集中力が低下することなどを学びました
血糖値のコントロールや健康維持のために、
食生活をあらためると
息子も集中しやすくなり、
またインフルエンザや風邪で
寝込むこともありませんでした
体調を崩して勉強が進まなくなると
受験生は焦ります
そういう余計なストレスを与えないよう
日々の体調管理も大事です
食事は唯一の楽しみ
高校3年から部活もやめ、勉強するようになると
楽しみがなくなります
受験生だから仕方のないことですが
勉強ばかりではストレスもたまります
食べることの好きな息子の為に
食事で楽しんでもらいました
楽しむと言っても、
贅沢なことはしません
時々、いつもと違ったメニューにしたり
息子の好物を作ることです
料理を作るのに
冷凍食品や市販のお惣菜を使わない
砂糖を抜くという
マイルールを作りました
朝はご飯とみそ汁
昼は毎日自習室にお弁当を持参
帰宅後の夕食
全てマイルールで作りました
冷凍食品やお惣菜には
何が入っているかわかりません
添加物やトランス脂肪酸など
含まれているかもしれません
うちで作れば、
砂糖を入れずに作れる料理も
市販のお惣菜には入ってることもあります
体質改善をしている時には
これらは避けた方が望ましいのです
浪人生に休日はありません
お弁当作りも休みの日はありません
毎日自習室に勉強しに行く息子に
私ができることはお弁当を作ることだけ
毎日お弁当を作るのは
正直辛い時もありました
私も頑張りました
母の愛あればこそ
できたと思っています
まとめ
これまで
真面目に勉強しなかった息子にとって
きつい2年間でした
やり遂げることができて
自信につながったようです
大学受験し合格できたことで
息子は考え方や行動が変わりましたし
私も食べ物のことについて深く学び
食生活が変わりました
この2年間は、息子の人生にとって
また私にも有意義な時間だったと思います
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