「痛いの痛いの飛んでいけ~」は本当です。親子にうれしいスキンシップの不思議

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「痛いの痛いの飛んでいけ~」は本当です。親子にうれしいスキンシップの不思議

小さい頃に転んだり、お腹が痛くなった時
「痛いの痛いの飛んでいけ~」と言いながら
手を当ててもらったことありますか?

おまじないみたいな「痛いの痛いの飛んでいけ~」
本当に効果があることが科学的にわかっています

 

桜美林大学の山口創先生のお話を聴く機会があり
その時に教えていただきました

 

これには幸福ホルモンとも呼ばれる
「オキシトシン」というホルモンが関係していて、
スキンシップでこのホルモンが分泌され
人は気持ちよくなるのです

このホルモンが分泌されると痛みが和らぐので
痛いのが飛んでいきます

この他に

免疫力が上がる、

記憶力がよくなる、

ストレスに強い脳になることもわかっています

 

これまで抱き癖がつくからと
抱っこを控えていたら

これからはどんどん抱っこしてあげましょう

子どもは喜ぶし
体内では幸福ホルモンが出て
免疫力が上がったり
記憶力がよくなったり

お母さんにも
同じ効果が得られます

たくさん抱っこして子どもと触れ合い
オキシトシンを沢山分泌させた方が良さそうです

 

 

仕事をしていて
子どもとの時間があまり作れなくても

保育園や幼稚園の送り迎えの時や

子どもが寝る前に

「大好きだよ」と
声をかけて
ギュッとハグすると
親子の幸福度が高まります

 

この「オキシトシン」というホルモンの分泌を
増やすための効果的な方法についてまとめてみました

 

オキシトシンについて

脳内で分泌されるホルモンで、
主にスキンシップによって分泌されます

このホルモンが分泌されると、
幸せな気分になる
記憶力がよくなる
ストレスに強くなる
免疫力が高まるなど
うれしい効果がたくさんあります

そしてこのオキシトシンは、
生まれてから1歳くらいまでの間に
細胞の数が決まるそうです

ですから生まれたての赤ちゃんを
沢山抱っこしてあげると、
成長してもオキシトシンを出しやすい脳になって
記憶力がよく、ストレスに強い人になるそうです

上手なふれあい方

ふれあうことで分泌が増えるオキシトシン、
触り方にも方法があります

信頼関係が大事

安心できる相手、信頼できる人でなければ、
触られたくありませんね

生後間もない赤ちゃんも同じです

赤ちゃんにとって、
お母さんが一番安心できます

 

でもお母さんがイライラしていると
赤ちゃんに伝わってしまい
ストレスを感じるそうです
赤ちゃんの感覚は鋭いですね

 

ゆっくりと優しく触れてあげましょう

 

抱っこだけでなく、
体をさすってあげるのも効果的です

 

その時は優しく手を置き、
軽いタッチでゆっくりと動かしましょう

ゆっくりと軽く触られると、
身体の緊張がゆるんで痛みも緩和されます

優しくマッサージする感じですね

 

特に
緊張感や不安を感じている時などは
後頭部から腰にかけて背中をゆっくりと
何度も優しくさすってあげましょう
気持ちが落ち着いてきます

 

触れなくてもできること

信頼関係ができていれば目を合わせて
やさしい言葉をかけるだけでも
オキシトシンは分泌されるそうです

 

赤ちゃんはお母さんの声を
聴くだけでもいいようです

 

以前赤ちゃんは返事をしないから
話しかけても無駄な気がすると言っていた
お母さんがいました

返事はできなくても
脳内ではしっかり反応しているようですから
優しく話しかけてあげるといいですね

 

触る人にも幸せホルモンはでる

子どもに触れるお母さんにも
オキシトシンは分泌されています

 

子と触れ合うことで、
お母さん自身も癒されるのです

 

しかし、お母さんが疲れていて
スキンシップを面倒に思っていたり
イライラしながら触れると
オキシトシンは分泌されません
不思議ですね

 

気持ちが伝わっているのです
そんな時は無理せず
ゆっくり休んで
元気になってから子どもと触れ合いましょう

 

またスキンシップにこだわらず

例えば

本を読んであげる時

膝の上に子どもをのせて

一緒に絵本を見る

 

うちでは毎晩読んでいました

実は私自身この時間が好きでした

 

きっとオキシトシンが出ていて

気持ちが満たされていたからだと思います

 

 

 

まとめ

「痛いの痛いの飛んでけー」で
子どもは痛みがやわらぎ
幸せ感もアップ

同時に免疫力が上がり、
記憶力やストレスに強い脳に育ちます

 

そしてお母さん自身にも
幸せホルモンが分泌されて、
穏やかな気持ちになれます

 

スキンシップって本当に大事ですね

 

イライラしながら子育てすると

自分にも子どもにもストレスとなってしまいます

 

簡単にできることですが
毎日忙しく生活に追われていると
スキンシップを忘れてしまいがちです

 

でも、反抗期になると
親はスキンシップしたくても子に拒否されてしまいます

 

小さい頃にできるだけスキンシップを楽しみ
オキシトシンを増やして幸せ体質になりましょう

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