「痛いの痛いの飛んでいけ~」は本当です。親子にうれしいスキンシップの不思議
小さい頃に転んだり、
お腹が痛くなった時に
「痛いの痛いの飛んでいけ~」と言いながら
痛いところに手を当ててもらったことありますか?
おまじないみたいな「痛いの痛いの飛んでいけ~」ですが、
本当に効果があることが科学的にわかっています
これには幸福ホルモンとも呼ばれる
「オキシトシン」というホルモンが関係していて
ふれ合いでホルモンが分泌され、
人は気持ちよくなるのです
この他に記憶力がいい、
ストレスに強い脳になることもわかっています
これまで抱き癖がつくから
泣いても抱っこしないというのもありましたが
小さい時にたくさん抱っこした方が良さそうですね
この「オキシトシン」というホルモンの分泌を
増やすための効果的な方法についてまとめました
オキシトシンについて 脳内で分泌されるホルモンで、主にスキンシップによって分泌されます このホルモンが分泌されると、 幸せな気分になる 記憶力がよくなる ストレスに強くなる 免疫力が高まるなどなど うれしい効果がたくさんあります そしてこのオキシトシンは、生まれてから1歳くらいまでの間に細胞の数が決まるそうです ですから生まれたての赤ちゃんを沢山抱っこしてあげると、成長してもオキシトシンを出しやすい脳になって、記憶力がよく、ストレスに強い人になるそうです 上手なふれあい方 ふれあうことで分泌が増えるオキシトシン、触り方にも方法があります どんな風に触ればいいのかまとめてみました 信頼関係が大事 安心できる相手、信頼できる人でなければ、触られたくありませんね 生後間もない赤ちゃんも同じです 赤ちゃんにとって、お母さんが一番安心できる相手です また抱っこをする人が緊張していたり、イライラしていると赤ちゃんに伝わってしまい、赤ちゃんもストレスを感じるそうです 私は最初の頃息子を抱くのが下手で、手首に力が入ってしまい軽い腱鞘炎になりました きっと息子もストレスを感じていたことでしょう 徐々に抱っこも慣れますから、どんどん抱っこしてあげましょう ゆっくりと優しく触れてあげましょう 抱っこだけでなく、体をさすってあげるのも効果的です その時は優しく手を置き、軽いタッチでゆっくりと動かしましょう ゆっくり軽く触られると、身体の緊張がゆるんで痛みも緩和されます 緊張感や不安を感じている時には、後頭部から腰にかけてゆっくりと何度も優しくさすってあげましょう 触れなくてもできること 目を合わせて、やさしい言葉をかけるだけでもオキシトシンは分泌されるそうです これも最初の信頼関係があるからでしょう 見出し2 お得情報 触る人にも幸せホルモンはでている 触られる子どもだけでなく、触るお母さんにもオキシトシンは分泌されています 子と触れ合うことで、お母さん自身も癒されるのです しかし、お母さんが疲れていて面倒に思っていたりイライラしていると、その気持ちも伝わります オキシトシンも分泌されないので、そんな時は無理にやらないほうがいいでしょう また自分が子どもの頃にスキンシップが多かったと思っている人は、大人になっても抵抗がなく触られたことで励まされたと解釈して、気持ちが落ち着くそうです 一方、スキンシップがあまりなく育った人は、触られると緊張したり、気持ち悪く感じるそうです 私も親とのスキンシップがあまりなく育ったように思います そのせいか抱っこが下手だったし、慣れるまですごく緊張しました それでも子どもが可愛くて、抱っこをしていると気持ちが落ち着いたのを覚えています まとめ 「痛いの痛いの飛んでけー」で子どもの痛みはやわらぎ、お母さんに優しく触られたことで幸せ感もアップし、記憶力やストレスに強い脳に育ちます そしてお母さん自身にも幸せホルモンが分泌されてされます スキンシップで親子が互いに癒されるなんて、簡単にできていいなと思う反面、毎日忙しく生活に追われていると忘れてしまいがちですね 保育園や幼稚園の送り迎えの時、子どもが寝る前に、目を見てハグするだけで親子の信頼度も幸福度も高まります 今日から試してみてください