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息子は幼い頃、粘土遊びが好きでした
小麦粘土を出してあげると
1人で2,3時間ずっと遊んでいました
好きなことには
集中力が半端なかったので
そういう時はそばで見守っていたり
家事をしてました
話しかけたりせず
息子の邪魔をしないように
気をつけていました
息子は
動物にも興味を持っていました
観察力がすごくて
テレビで見たライオンや豹の歩き方を
そっくりに真似して
四つ這いで部屋中を歩きまわっていました
息子が興味をもってやることは
好きなように、好きなだけ
やらせてあげようと決めました
10代になって
学校の勉強をしませんでしたが
生物だけは例外で
真面目に勉強していました
大学で動物のことを学びたくて
必死に受験勉強をして大学に入りました
好きなことがなかったら
息子は大学に行くこともなく
何一つ勉強しなかったかもしれません
幼い頃に興味を持った生き物好きを
サポートしてあげてよかったと思っています
興味のある世界を広げてあげたかった
動物が好きなのに飼えない
タイで生活していた時
一軒家に住むことになり
防犯の為に庭で犬を飼うことにしました
既に動物が好きな息子は喜びましたが
犬に近寄るとアレルギーが出てしまいました
顔や体中が赤くなり、痒くなるので
結局犬を飼うのを断念しました
飼えないならば、せめて
テレビで動物を見せてあげようと
ケーブルテレビで
アニマルプラネットの番組を見せました
すると飽きずに見ていましたし
動作や鳴き声を上手に真似するようになりました
動物園に行ったら、息子がリーダー
日本に帰国してから
動物園が大好きな息子
動物園の年間パスポートを買って
毎月1度は上野動物園か多摩動物園に行きました
最初は親子で園内マップを手にしていましたが
何度も行くうちに
息子は園内マップはいらなくなりました
そこで動物園に着いたら、
彼にリーダーになってもらい
園内を案内してもらいました
親は息子に従って周ります
息子は興味のある動物を飽きずに見ますが
親の方が飽きてしまい
休憩したくなります
それでも
息子が満足するまで、
邪魔せず一緒にいました
普段の生活では
私に怒られることも多々ありましたが
ここでは私も怒りません
動物園は息子にとって
特別な場所だったのかもしれません
たまにお友達と行くと
息子が園内マップを見ずに
どんどん行ってしまうので
みんなびっくり
動物の説明も細かいので
「動物博士みたい」
と言われ、気分良くしていました
みんなから
「すごいね」と言われ
嬉しかったと思いますし
自信につながったと思います
動物検定を受けてみた
息子が小6の春に、
ネットで「動物検定」というのをみつけました
大好きな「アニマルプラネット」主催の検定試験
「一般常識3級」というのを受けました
出題レベルは、「動物園が好きで図鑑を持っている人を対象とし、哺乳類、両生類、爬虫類などの知識にくわしい動物好き常識問題」
受験のための参考書として
推薦図鑑も紹介されていました
それを買って、毎日読んでいました
試験の結果は、合格
学校で勉強したことは
すぐに忘れてしまうようですが
この時に覚えたことは忘れず
知識を積み上げているようです
試験に合格したことで
益々、興味と自信が深まったようです
中学高校では
中学に入ると部活で忙しく
動物園に行く機会はなくなりましたし
親と出かけること自体ありません
この時期は部活や友人とゲームをして
遊んでいましたが
高校になると
生物の授業は面白かったようです
生物の授業が終わっても
先生と実験の続きをやっていたようです
「珍獣の医学」田向 健一
という本も読んでいました
この時期に
息子は本格的に大学で学びたいと
考えたようです
今は人による環境破壊や、
野生動物と人との共存が
難しくなってきていることを
憂いています
まとめ
学校の勉強は不真面目でしたが
幼い頃に興味を持っていたことを
大学で学ぶことができてよかったと思います
中学生の頃は、
将来どうなるのか心配でしたが
大学で学ぶ楽しさを知り、
充実した毎日を送っている息子を見ると
親としてホッとします