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![旬を子どもに伝えて、食育、自然の大切さを知ってもらう](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3409.jpg)
世界的に評価されている和食のいいところは
旬の素材を使うところにあると思います
技術の進歩で、季節に関係なく
一年中同じものが食べられるのは
とてもすごいことです
本来なら夏にできるトマトも
スーパーで年中手に入るので
一年中お弁当箱のすき間に
プチトマトを入れることができて
便利ですよね
それでも野菜や魚には旬があり
その時期にしか食べられない
その時期に、おいしくなる
食材があります
そういう旬の食材を
家族で食べて
子に旬を教えて
季節を感じ
自然を大切にする気持ちも育てたいと思っています
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旬を知るには
私がうまれた昭和の頃は
近所に原っぱや空き地があり
春には、ふきのとう、つくしやのびるといった
野草が芽を出してきて
友達と摘み取り
家に持ち帰って食べた記憶があります
ほろ苦い味は子どもにとって
おいしいとは言えませんでしたが
春の野草の苦みを知りました
春の一瞬だけ、
自分で摘み取って食べる野草には
「旬」という言葉を知らなくても
その特別な感じが記憶に残っていて
今の旬を大事する気持ちにつながっていると思います
自然豊かな地域に住む人にとっては
今でも当たり前のことかもしれませんが
原っぱのない所に住む息子には
野草を摘んで食べる経験はありません
そのためうちでは
プランター栽培で野菜の旬を
伝えています
学校でもプチトマトの栽培キットを使って
夏休みに育てていました
![](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3377-500x375.jpg)
本来の植物の成長を知ることで
日本の季節や自然環境を考えるきっかけになればと思っています
また旬の野菜は
栄養価も高く
育てやすいためか農薬の使用も少ないと聞いています
(日本の農薬使用量は世界の国々と比べても多いと言われています)
旬の食材で家族がつながる
旬の食材を使った料理を出すときは
「今日のこれは、初物よ」とか
「今年これを食べるのは、最後かもね」
と、一言付け加えます
何も言わないと気づかないので
この一言が大事です
これを毎年続けることで、
旬を伝えることができます
![](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3398-500x375.jpg)
春から夏にかけては
うちのお気に入りが次々と旬を迎えます
たけのこ、らっきょう、梅など
タイミングを逃さないよう気をつけます
年中見かける玉ねぎや人参、キャベツも
春には柔らかく、おいしくなります
「新キャベツだから、柔らかいよ」など
一言添えてあげると
子どもはきちんと聞いています
四季があるから、旬があり
私たちを楽しませてくれます
その自然環境が今破壊されています
異常気象で作物や海産物の被害が起きています
そういう事も含めて
息子に伝えることが
これからの食育に必要だと思います
これからも旬の食材を美味しくいただけるように
自然環境にも関心を持ってほしいのです
旬の食材で作るわが家の定番
新玉ねぎ
![](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_3373-e1555331945663-375x500.jpg)
息子は新玉ねぎが大好きで
薄くスライスした新玉ねぎを
毎日のように食べます
そんな息子の為に毎年
新玉ねぎでオニオンドレッシングを作っています
スライスした玉ねぎを瓶に入れ
そこに合わせ調味料を注ぎます
調味料は、塩、しょうゆ、みりん、酢です
うちでは砂糖を使いません
みりんを煮切ると甘くなります
これを肉や野菜にかけて食べます
野菜にかける時は、ゴマ油もかけます
漬け込んだ玉ねぎが美味しいし
1週間くらい日持ちするので
新玉ねぎが出ている間は作り続けます
そして新玉ねぎが姿を消すと
うちのオニオンドレッシングも終わります
息子は残念がっていますが
来年また新玉ねぎがでるのを待っています
梅ジュースも定番
![](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_2017-500x375.jpg)
青梅が出まわると
梅ジュースを作ります
梅を洗ってからエキスがよく出るように
竹串でさして瓶に入れます
蜂蜜か黒砂糖を入れて漬け込みます
これを夏の暑い時に
炭酸水で割って飲むのがお気に入り
夏バテ防止にもなる
梅ジュースができます
うちは市販のジュースは買わないので
梅ジュースは貴重です
小学生位から
竹串で刺す作業を息子も手伝うようになりました
作るところから参加してもらいます
梅シロップは買ってしまえば簡単ですが
初春に梅の花が咲き
初夏に梅の実がなり
盛夏に味わう
日本の四季に沿って
旬があり、
その味を楽しむとともに
身体にもいい効果がある
これが和食のすごいところだと思っていますし
子どもにも知ってほしいと思います
そして、次の世代にもつなげてほしいです
その為に息子と
一緒に作って、食べながら、食育をしています
![](https://yukiblog.info/wp-content/uploads/2019/04/IMG_1859-2_LI.jpg)
まとめ
季節ごとにある旬の食材のおかげで
わが家の献立はマンネリ化を防げます
また旬の食材をいただくことで
自然の恵みに感謝して
自然を大切にする気持ちを育ててきたつもりです